浜松市出身、兄とふたり兄弟。幼い頃は「よく男の子にまちがえられたと
か・・・」。小学校にあがる少し前、まんがに興味を持ち、貸本屋で借りて読
みあさる。学校に上がった頃には、読むだけではつまらなくなり、まねをし
てまんがを書き始める。小学校高学年から中学生にかけて、少年まんが
ばかりを読み、好きな本の似顔絵を描いたり、カットを描いたりして投稿し
100冊以上に掲載された。中学一年の夏休みを利用して48ページの
大作をさる単行本の出版社に送り、2席に入選。
 高校時代より横山プロダクションに入り執筆。横山まさみちの『あぁ青春
シリーズ』の扉絵等を描く。
 昭和40年8月、『あぁ青春・第21章・あおげ青雲』に「愛する事」という中
篇を発表してデビュー。横山プロダクションでは「エコの青春ロマン誌」シリ
ーズとして、昭和41年1月、最初の単行本である『三つの愛の物語』を発
表、続いて翌42年1月には『愛と孤独の星』を刊行した。
 昭和42年4月、『週刊マーガレット 春の増刊』に「美しい青春」を発表し
て雑誌デビューを飾った。『週刊マーガレット』を中心として「ただいまの記
録2分20秒5」、「チビでも選手」、「彼女はミセス」、「聖女はおいや?」、「ロ
ーマよさようなら」等発表し、人気作家の一人となった。
 昭和49年、学習誌『小学五年生』に「とびだせ!姫子」を連載、これが
「うわさの姫子」シリーズとなり、「おはよう姫子」とあわせて『小学一年生』
から『小学六年生』まで全誌に掲載される人気作となった。
 「うわさの姫子」は昭和60年度の『小学五年生』まで10年以上連載され
小学生に愛読された。
 また昭和55年には、『小学三年生』に「魔法少女ララベル」を掲載、東映
動画によりアニメ化され、東映の魔法少女物の作品として人気を博した。
(テレビ放送は昭和55年2月15日から、毎週金曜日の夜7時に、テレビ
朝日系で放映された。)
 昭和63年、小学館スペシャル「元気な女の子のための新まんが雑誌」
『ぴょんぴょん』創刊号(当初は隔月刊)より「フラッシュ・バニー」を連載。
 平成9年には『コミックゴン』に「ウェディング姫子 うわさの姫子平成版」
を掲載した。
 また、平成17年12月8日発行の『小悪魔OLマル秘手帖』には、「うわ
さの姫子 OLデビュー!」編が読みきりで掲載されました。
「エッコのジャジャ馬日記」、作品掲載雑誌等