昭和29年、長崎県諫早市に生まれる。各マンガ雑誌や新聞に投稿。 昭和44年11月号の『COM』「ぐら・こん」の "もっと勉強を" に名前が載る。また、昭和45年『少年マガジン』8月2日号の、読者募集詩とイラスト大発表ではイラストが選外優秀作として掲載されている。
 高校卒業後上京し、いろいろな仕事をしながら漫画の勉強を続ける。
 『毎日小学生新聞』に「スイッチ・オン」が掲載されてデビュー。少年漫画の分野では「哲ちん珍道中」などの作品を発表。その後巴里夫氏に師事し、少女漫画を志す。その最初の作品として、昭和53年、若木書房から『たけくらべ』(樋口一葉原作)を刊行。
 昭和55年「Left-Alone」を『漫画アクション』11月20日号に発表して、青年漫画に進出する。昭和56年から同誌に「ぼくたちの疾走」を連載人気を博する。
 続いて、「遥かなる甲子園」「わが指のオーケストラ」「どんぐりの家」と、障害を持った児童の、懸命に生きる姿を描いて大きな感動を与える。
 平成14年8月25日号まで、『ビッグコミック』に「聖(さとし)」を連載。
 また、平成15年9月25日号から『モーニング』に隔週で「Hey!! ブルースマン」の連載を開始、平成16年10月7日号(43号)まで連載した。
 『ビッグコミック』平成15年4月25日号から「天上の弦」の連載を開始、平成18年11月25日号まで連載。
 平成20年6月17日号の『ビッグコミック増刊号』から、「ニッポン蕎麦行脚 そばもん」の連載を開始。21年1月10日号から『ビッグコミック』本誌に掲載場所を移して、連載が続いている。

参考資料『日本漫画家名鑑500』
『たけくらべ』巻末のぷろふぃーる等