横山まさみち |
名古屋市出身。水木しげる氏が”情熱の人”と評した如く、きわめて作品に対してきびしく熱心。 |
劇画家仲間では毒舌家ともいわれている。アルバイトで漫画をかきながら学校を卒業。この道へ入って |
十五年。作品数は三百をこえるだろうが、すべてオリジナル。 |
代表作は青春劇画の大長編「あぁ青春」「独眼探偵」「ミステリーマン」「ファイトメン」「トップ屋家業」 |
「シルクちゃんハットちゃん」等。現在大長編のロマン・アクション「孤独の男」を構想中。 |
名古屋市出身。執筆生活15年。 |
その間に執筆した作品すべてがオリジナル。 |
代表作は「あぁ青春」と「独眼探偵」 |
「あぁ青春」は単行本で現在、第32巻まで発行中。またこの主人公を女性におきかえ「少女フレンド」に |
32頁ずつ11回にわたり第3部までを発表。 |
「独眼探偵」はA5判(この本の形)で第21巻まで、ハンド・コミックス(新書判)で第4巻まで発行中。 |
また11月より週刊誌「漫画アクション」に毎月一回27頁で連載予定。 |
そのほか「ヤング・コミック」に「男一匹」 |
「中学二年コース」に「おれはガキ大将」を連載中。 |
単行本では、あぁ青春・独眼探偵のほか「孤独の男」「学園旋風児」(両方とも第3巻まで発行中)のシリ |
ーズを執筆中。 |
趣味はつりと麻雀。歌謡曲を聞くのもすき |
吉元正 |
1962年(昭和37年)3月、横山まさみちをたずね来る。横山プロダクション設立。 |
通称モトヤン。鹿児島県指宿市出身。やはり海で育ち、船がだいすき。以前にみた映画「白鯨」に強烈 |
な印象をうけ、あんな作品を描いてみたいといってる。それに主演したグレゴリー・ペックのファン。それ |
はオヤジに似てるからだそうだ。短篇誌はなやかなりし頃投稿していたが、横みちプロへ入り、現在は |
「鉄火野郎」と「海の男」の長篇シリーズを執筆中。 |
バロン吉元 |
鹿児島県出身。 |
本名、吉元正。ファイトの男 |
代表作は「鉄火野郎」(第18巻まで発行中) |
最近は週刊誌「漫画アクション」で「名のない男シリーズ」を発表。 |
どやたかし |
1964年(昭和39年)10月、横山プロダクションに参加。 |
和歌山県出身。カッパを友だちにして育ち、水泳なら誰にもヒケをとらないとか。いつかはオデン(田川 |
きよし)と争うこともあろう。きわめて博識で横みちプロの生じびきといわれている。シンをつらぬくものは |
誠実そのもの。原稿は時々遅れることもあるが・・・ |
美しいタッチで知られ、現代もの、時代もの、少女もの、何でもこなせる。代表作は「若い人シリーズ」 |
「ノンフィクション劇場・少女ミステリー」「菊太郎人斬控」「トリック劇場」。 |
和歌山県出身。博識で横みちプロのいき辞引的存在。 |
よく風邪をひくのが玉にキズ。 |
現在、長編シリーズ「トリック劇場」を執筆中(第12巻まで発行中) |
雑誌では「コミック」に毎月読切りを掲載。 |
田川きよし |
1965年(昭和40年)4月、横山プロダクションに入社。 |
熊本市出身。 |
笑うと両ほほにタテじわができるところが魅力。ショーン・コネリーを思い出していただければいい。俳優 |
ではジュリー・アンドリュース(サウンド・オブ・ミュージックの主演女優)とスティーブン・ボイド(ちょっと聞 |
きなれない名だが、ベン・ハーに悪役で出演した男優)が好きとか。テレビでは漫才など笑えるものが大 |
好き。特技は水泳。きわめて素直な性格で、それが絵にもあらわれ、今后すっきりした作品に期待でき |
る。発売中の短篇誌「初恋」に「雪の朝」を発表。 |
熊本市出身。 |
40年4月プロ入り。 |
写真のごとく、ときどきおとぼけ。(注=頭の上にのっているのは岩石) |
最新作は「アリバイは四時間」(発売中) |
写真(富士五湖精進湖にて) |
左近士諒 |
1966年(昭和41年)1月、横山プロダクションに入社。 |
サコンジ・リョウと読む。大分県別府市出身。 |
かわった名だが、ペンネームでなく本名。好きな俳優はデビッド・ジャンセン。テレビドラマ「逃亡者」の |
大ファン。放映以来一度もみのがしたことがない。その題名・内容までおぼえきっている。なにしろ仕事 |
熱心で、描いている時がいちばんたのしいとか。プロメンバー一同が釣などにさそってもなかなか動か |
ない時がある。その身長と共に、きっとのびる。 |
昭和42年10月現在の横みちプロメンバーに、左近士諒の名前はありません。 |
藤原栄子 |
現在、高校三年のおじょうさん。 |
そのうまさは天才的との定評がある。 |
「あぁ青春・第21章・あおげ青雲」で「愛する事」という中篇を発表してデビュー。すでに「三つの愛の物 |
語」という単行本も発行になっている。女で男をうまくかける作家は少いが、それが描ける強味。来春、 |
高校を卒業して横みちプロへ入ることが決定しているが、将来が大いにたのしみ。 |
浜松市出身、高校時代より横みちプロへ入り執筆。 |
最近作「渚のエレジー」(単行本、グラスの中の少女に掲載) |
週刊誌「マーガレット」で執筆中。 |
松尾啓子 |
大阪市出身。42年1月プロ入り。ホームシックを克服し、メキメキ腕をあげ人気上昇。最近では長編シリ |
ーズにとりくむ。 |
○まごころのシリーズ |
@「心の小箱が開くとき」(発売中) |
A「にしき川」(11月下旬発行予定) |
趣味は日本舞踊。 |
写真(富士山麓富岳風穴にて) |
高橋正朝 |
北海道札幌市出身。 |
42年6月、作品をもって上京、その作品が一パツで横みちの気にいりプロメンバーにくわわる。 |
北海道出身だけにすべてが雄大。 |
大ものになるぞえ。 |
白戸秀夫 |
ぼくです。青森県五所川原市出身の紅顔の美青年?です。 |
編集長?なんです。コホン! |