銚子磯めぐりパンフレット



成田バス 磯めぐり定期観光バスチラシ



成田バス時代の「磯めぐり定期観光バス」のチラシです。昭和30年か31年、磯めぐり
定期観光バス最初の広告チラシだと思います。「国鉄連絡 銚子遊覧」として、国鉄及び
京成電鉄からの連絡を謳っています。発車時間は毎日午前10時と午後2時の2回で、
遊覧のコースは魚市場から川口、犬吠、愛宕山、犬若、名洗屏風ヶ浦と銚子半島一周
でした。料金は大人180円、子供130円。


成田バス 磯めぐり定期観光バス
成田バス時代の「磯めぐり定期観光バス」のパンフレットです。銚子磯めぐり観光バスの
営業開始が昭和30年4月で、31年11月には千葉交通に変わっていますから、磯めぐ
りが始まってすぐのパンフレットであることがわかります。
写真はありませんが、主な案内場所には「地球展望台」も入っており、30年7月の展望
台リニューアル後、愛宕山が観光資源の一つとなっていたことがわかります。
 料金 大人180円 子供130円

磯めぐり定期観光バス その1
ソノシート付きのパンフレットです。収録曲は「正調大漁節」、「銚子木遣」、「銚子音頭」、
「じょうかんよう節」の4曲。豪華なパンフレットです。
記事中に、銚子大橋がこのほど完成とあります。銚子大橋は昭和37年(1962年)11月
の完成なので、その頃のパンフレットです。写真はモノクロで、成田バスのパンフレット
と同じ写真も使われています。
 料金 大人220円 子供175円

磯めぐり定期観光バス その2
表紙はほとんど同じですが、カラーページが多く、一層豪華になっています。裏面には
犬吠埼京成ホテルが登場しています。京成ホテルは昭和39年(1964年)の開業です。
昭和40年代初めのパンフレットでしょうか。
 料金 大人250円 子供180円

磯めぐり定期観光バス その3
内容はほとんど変わっていませんが、用紙が光沢のない用紙(絹目?)になっています。
電話番号に局番が入るようになりました。
 料金表示はありません。

磯めぐり定期観光バス その4
  
表紙が変わりました。「銚子」という文字を大きく描いた大胆なデザインです。犬吠スカイ
タワーが開業しているので、昭和43年以降の発行です。内容も大幅に改定されていま
す。「犬吠スカイタワー」は東日本観光株式会社の経営です。
 このパンフレットにも料金は入っていません。料金改定後も使用するための対応でしょ
うか。

磯めぐり定期観光バス その5
私の持っているソノシート付きパンフレットでは一番新しいものです。内容も現在に近い
感じになっています。犬吠スカイタワーは千葉県観光公社に移管され、オーシャンランド
ができました。スカイタワーはすでに運行をやめた後のようで、犬吠観光資料館として紹
介されています。