犬吠スカイタワー


 犬吠灯台、屏風ヶ浦、銚子大橋、

 タワーからの展望で

 
地球のまるさ実感!


犬吠スカイタワーは現在は営業しておりません。
所在地千葉県銚子市天王台714番地
経営主体 昭和43年 5月〜昭和49年10月 東日本観光株式会社
昭和49年10月〜昭和52年 6月 千葉県(千葉県観光公社に委託)
展望塔利用料金大人150円、小児100円(昭和48年、東日本観光(株)経営時)
開園時間午前9時〜午後5時
休館日年中無休
タワーの形回転昇降式展望塔
タワーの高さ高さ30メートル(展望塔地点は標高73.6メートル)
※下記の新聞記事では高さ45メートルとなっています。30メートルは3階の
タワー乗り場からの高さでしょうか。
施設の概要開館当時(東日本観光株式会社運営時)
 1階 娯楽場
 2階 レストラン、売店
 3階 タワー乗り場、喫茶室、宇宙科学展示室
犬吠観光資料館(千葉県観光公社運営時)
 1階 銚子の自然(カライドスコープ、パノラマパネル、化石等展示)
 2階 銚子の漁業(漁法模型、パネル、漁具等展示)
 3階 大漁節セット、パネル化石及び漁具等展示
営業開始 昭和43年(1968年)5月頃(下記の新聞記事参照)
営業中止昭和52年(1977年)6月13日                    
テレホンカード 昭和40年代のタワーなので
テレホンカードは、ないと思い
ます。
これは、『千葉県観光公社施
設案内』に掲載されている写
真です。船は「いぬぼう一世
号」
当時の千葉日報には、「漁業
指導船 山に登る」と紹介さ
れています。


昭和43年3月19日 読売新聞千葉版(千葉読売)
「春の観光シーズンを前に、銚子地方の海岸ではホテルの増築や遊歩道の建設が急ピッチで
進められているが、同市天王台の愛宕山山頂に”犬吠埼スカイタワーが建設され、また名物
がふえそう。
 ▽同タワーは、東日本観光KK(東京都港区高輪・・・)が総工費一億円を投じて着工したもの
   で四月中に完成の予定。高さ四十五メートルで、一階が娯楽場、二階がレストラン、売店、
   三階がタワー乗り場、喫茶室、宇宙科学展示室、展望台は三十一人を収容できる。
 ▽海抜七十三メートルの頂上に建つので九十九里、屏風ヶ浦〜鹿島灘  と千葉、茨城両県
   の美しい海岸線がみえるうえ、遠く筑波山ものぞめるのでちょう望はまさに県下一になるだ
   ろうと、地元では自慢している。
    写真【愛宕山に建設中の犬吠埼スカイタワー】
※写真を見ると、ほぼ全景が完成しています。なお、同じ43年2月24日の新聞には、「浅草の
新名所スペースタワー」の宣伝がありますから、「まわるスカイエレベーター」回転キャビン式の
タワーが各地で建設され始めていたと思われます。同宣伝には「日本に初めて登場するスイス
製観光塔−スペースタワーが、浅草寺本堂横に完成しました。キャビンは、2階だて60人乗り、
お客様を乗せて、ゆっくり回転しながら昇り降りします。」とあります。
  また、昭和44年10月には、千葉県君津市の鹿野山に「鹿野山タワー」が完成しています。


千葉県観光公社への移管と営業停止
 昭和48年8月3日に、道路を挟んだ隣接地(市立養護学校跡地)に、千葉県観光公社により、
犬吠オーシャンランドが開園した。開園時の主な施設は海の生活館、遊びの広場、あつまりの広
場、プール、アーチェリー場、ゴルフ練習場等であった。
 スカイタワーについては、昭和49年10月に東日本観光(株)から買収し、千葉県に譲渡の後、
施設の管理について千葉県の委託を受け、犬吠オーシャンランドの一部門として運営することと
なった。千葉県犬吠観光資料館として、資料室等の整備を行い、展望タワーの改修工事を経て、
昭和50年1月1日に運営を開始した。
 その後、昭和52年3月の定期検査の際、タワーケーブル部分の腐食が著しいことから、昭和
52年6月13日、タワーの営業を中止した。
 資料館及びオーシャンランドの遊園施設の運営は、昭和54年度に銚子市観光協会へ移管する
まで続けられた。
 (千葉県観光公社「観光公社の歩み」) 


東日本観光株式会社時代のチケット


銚子電鉄シーサイドクーポン
銚子電鉄「シーサイドクーポン」です。冊子になっており、往復乗車券
のほか、国民宿舎や犬吠スカイタワーの割引券が付いています。
乗車券の有効期限は昭和48年8月31日までです。
昭和48年というと、東日本観光(株)が経営していた時代の最後の
ころですね。上記の新聞記事と比較してみると、「宇宙科学展示室」
がなくなり、大宴会場になっています。


犬吠スタイタワー観光記念 ピンバッジ
犬吠スカイタワー観光記念 ピンバッジです。犬吠スカイタワーと銚子
大橋がデザインされています。おみやげ売店では、他のグッズも売っ
ていた可能性が高いですね。ぜひ入手したいです。


千葉県観光公社時代のパンフレット


犬吠スカイタワーと日比友愛の碑
絵はがき裏面の説明文
犬吠埼に程近い小丘上の犬吠スカイタワーからは地球の丸さそのま
まに太平洋の水平線が丸く見える。またその傍に世界平和を祈念す
る日比友愛の碑が建っている。
絵はがき左下に「地球展望台」が写っています。スカイタワーが地球
展望台の跡地ではなく、隣に建てられていることがよくわかります


マリンパークと尾張穂草歌碑
絵はがき裏面の説明文
白亜の灯台の隣に新しい魚たちの殿堂、犬吠埼マリンパークがオー
プン。世界の珍魚、奇魚、約150種、4000点、なかでも水槽内を乱
舞する極彩色の魚たちのパノラマはすばらしい。
歌碑の向こう側に小さく犬吠スカイタワーが見えます。現在の建物が
できたころなので、昭和49年ころでしょうか。

犬吠スカイタワーは現在「地球の丸く見える丘展望館」になっています。